マカダミアナッツについて


殻付きマカダミアナッツ

日本では、見ることが少ない珍しい殻付きマカダミアナッツ。
割りたてのフレッシュで上品なカダミアナッツ本来の味わいを堪能できます。[ロースト]された殻つきと、[生]や[乾燥(ドライ)]殻つきとは味が違います。ローストタイプは甘みがあり味は最上です。ドライタイプはローストよりさらに自然に近い風味と言えます。
果実の中では堅さが世界一といわれる殻は、専用のクラッカーがないと割ることができませんが、殻を割る楽しさも魅力の1つです。

ナッツはオーストラリア生まれ、オイルはケニア産ナッツから

壮大なスケールの大自然を誇るオーストラリア。 なかでも豊潤な土壌と多雨な気候を持つ海岸地帯はまさにマカダミアナッツの生産にぴったり!恵まれた環境で生まれ育った良質のマカダミアナッツなのです。
全世界の約1/3はオーストラリア産。
マカダミアナッツはオーストラリアを代表する食材の一つです。

John Macadam
John Macadam (出典: Wikipedia)

マカダミアナッツの歴史

1850年代 オーストラリア東海岸で発見される

オーストラリアの科学者ジョン・マカダム博士の名をとって、「マカダミアナッツ」と名付けられました。

1880年代 最初のマカダミアナッツ農園がオーストラリアに設立

ナッツの殻があまりにも固いので、当時は加工に大変な手間と時間がかかっていました。

1954年 機械加工場の登場

殻を機械で割ることができるようになり、本格的な生産が始まりました。

こうして今、おいしいマカダミアナッツが気軽に食べられるのも、先駆者達の長年の苦労のおかげなのです。

体にもおいしい、うれしい「ノンコレステロール」

マカダミアナッツは高エネルギーなのにコレステロールは“0”。良質のたんぱく質や食物繊維、一価不飽和脂肪酸を多く含み、特にパルミトレイン酸(POA)が豊富です。

パルミトレイン酸(POA)って何?

人間の皮脂にも含まれ加齢とともに減少していく脂肪酸。また、脳内血管に入り込むことのできる数少ない脂肪酸の1つとしても知られています。

マカダミアナッツができるまで

  •   

    マカダミアナッツの花: この房から取れるナッツは1つか2つくらい。

  •   マカダミアナッツの実

    マカダミアナッツの実: ハスクと呼ばれる緑色や茶色の繊維状の皮に覆われていて、毎年5月から9月に地面に落ちます。

  •   マカダミアナッツの収穫

    収穫: 地面に落ちたナッツを機械で収穫し、ハスクをはがして、殻(シェル)の状態にします。

  •   マカダミアナッツの乾燥

    乾燥: 最長で3週間乾燥し、最終的に水分含有率1.5%まで落とします。

  •   マカダミアナッツの加工

    加工: 中の実(カーネル)を傷つけないように殻を割ります。

工程ごとに異なるマカダミアナッツの種類

  • ハスク状態

    外郭(ハスク)状態

    *ハスクの中に殻付きが見える(参考:種子島産)

  • 生のマカダミアナッツ

    生(Raw)の殻付と剥き

    *まだ水分を多く含んだ状態。

  • ドライタイプのマカダミアナッツ

    生(ドライ)タイプ

    *ローストに比べると甘みやコクが少ない印象が。

  • ローストタイプのマカダミアナッツ

    ローストタイプ

    *無添加なのに風味と甘みが絶品の、驚きの美味しさ。

  • 味付けタイプのマカダミアナッツ

    ロースト後に殻剥き

    *塩味やチリ味などを加えて製品化。